おすすめ!ファレル・ウイリアムスのニューアルバム”GIRL”
ファレル・ウイリアムスPharrell Williamsの
ニューアルバム”GIRL”を聴きました。
良いと思います、これ。
今年のベストアルバムの一枚になりそうな予感がします。
ファレルの今までの活動から、
ラップの入った、ヒップホップ的な内容を想像しましたが、
このアルバムは、紛れもない、歌もの作品でした。
ファレルの歌は、たまにフラつくことがありますが、
ファルセットはソウルフルだし、個性的で味わいがあります。
収録されている曲を聴いていると、
70年代後半から80年代初めのR&Bの影響が感じられます。
「アレに似てる!」と思うのだけれど
アレが何か、なかなか思い出せないんですよねー。
曲のなかには、手拍子とか掛け声とか、さまざまな音が入りますが
シンプルなドラムとベースを基本に、それらをうまく配置しているので
「うるさくない」のです。
このあたりが、ファレルのセンスの良さなのでしうね。
では、簡単に曲の紹介を。
1 MARILYN MONROE
流麗なストリングスを効果的に使った、ファンク系R&B。
聴きごたえあります。
2 BRAND NEW
いきなりサビから始まったような、明るく元気な曲。
ジャスティン・ティンバーレイクが共演しています。
3 HUNTER
70年代後半ごろによく聴いたような、ファンキーディスコ系の曲。
骨太なバックのサウンドと、個性的なファレルの歌との対比がおもしろい。
4 GUSH
歌が途中でラップみたいになる、ミディアムナンバーです。
コーラスグループみたいなバックコーラスに注目してください。
最近あまりこういうコーラスを聴かないので、新鮮でした。
5 HAPPY
世界中で大ヒットしている、この曲。
もちろん、私も大好き。もう何回、あのミュージックビデオをみたことか。
この曲が使われている映画「怪盗グルーのミニオン危機一髪」まで
観たくなってしまいました。
6 COME GET IT BAE
手拍子や掛け声がたたみかけてくる、アップナンバー。
軽快です。
7 GUST DF WIND
80年代の始めごろに聴いたような、
なつかしい感じがするミディアム曲です。
ダフトパンクの電化ヴォーカルがアクセント。
8 LOST QUEEN
これは2曲が合体してひとつになっています。
前半は、民族音楽風の掛け声が特徴的で、なんか
「上を向いて歩こう」に似ているような気がする曲。
波の音をはさんで、後半は、ファレルがファルセット
で、せつせつと歌う美しいスローナンバーです。
9 KNOW WHO YOU ARE
アルバムのなかでも、気に入っている曲です。
ブンチャ、ブンチャのリズムが心地よいです。
歌うのがちょっと難しいメロディーで、ファレル
のヴォーカルもあぶなっかしくてハラハラしますが、
途中から、アリシア・キーズが歌い、助け舟をだしてくれます。
10 IT GIRL
これは、ファルセットが効いていますね。
いい具合に力が抜けていて、アルバムのラストにふさわしい曲だと思います。
全10曲、どれもファレルらしさ満載て、楽しかったです。
みなさんもぜひ、聴いてみてくださいね。
Pharrell Williams – Happy (Official Music Video)