波紋を呼んだ”ビヨンセ方式”
R&Bの枠をこえて世界的スターとなった、
元デスティニーズ・チャイルドのビヨンセ。
彼女のニューアルバム”BEYONCE”の販売方法が、
物議を醸しました。
何の予告も宣伝もなく、いきなりiTunes独占でデジタル
先行販売し、その後CD本体を売り出す、という方法でした。
これではどうみてもiTunesが有利なわけで、
気を悪くしたCD店のなかには、「ウチでは売らん!」と
言い出したところもあり、一部CD店では購入不可と
なっています。
今までの販売方法の何がビヨンセには不満だったのか、
私にはよくわかりませんが、こんな荒技ができるのも
ビヨンセならでは、でしょうね。
彼女の新作であれば売れるのは確実なので、
こんな思いきったことができたのだと思います。
各方面に波紋を呼んだこの方式を、次作でも
ビヨンセがとるのかどうか、注目したいと思います。
さて、肝心のニューアルバム”BEYONCE”の内容なんですが、
ざっと試聴したところ、私のハートにビビとくる曲が
見当たらなかったため、まだ購入はしていません。
前作”4″には、名曲”LOVE ON TOP”が収録されていたので
買ったのですが…。
“LOVE ON TOP”は、本当に良かったです。
80年代、まだかわいらしかったニューエディションが歌った
“ミスターテレフォンマン”にちょっと似ていて、
親しみやすく、楽しいポップR&Bでした。
今回のアルバムには、そんな気軽に楽しめる曲が
ないんですよね…。
みなさんは、ビヨンセの新作、もうお買い求めになりましたか?
Beyoncé – Love On Top