ファレルがプロデュース！スヌープ・ドッグ“BUSH”②

2015-06-26

“BUSH”に収録されている曲は
ファレルが得意としている、
ちょっと懐かしいダンスナンバーが中心です。
とてもグルーヴィーで、粋な感じです。
ファレルの“GIRL”の延長線上にあるともいえますが、
“GIRL”よりも、大人っぽくてクールな印象を受けました。
どちらが好みかと言われたら、
私は“BUSH”のほうが好みですね。

“BUSH”で一番気に入った曲は
ファレルとスティービー・ワンダー（Stevie Wonder）
が参加した“ California Roll”です。
この曲は、R&Bソウルの名曲 “I’ll Keep My Light In My Window”
に似ているので、親しみやすかったです。
ゆったりしたスローテンポも気持ちよかったし、
スティービーのハーモニカも、
良いアクセントになっていると思いました。

以上、スヌープ・ドッグのニューアルバム“BUSH”を
ご紹介しましたが、ファレルの話ばかりに
なってしまいました（笑）。
R&Bアルバムはプロデューサー次第、ということを
改めて感じた一枚でした。
今まで「スヌープ・ドッグはヒップホップの人だから…」と
遠慮していたR&Bファンの方でも“BUSH”は聴きやすいと思います。
ぜひトライしてみてください。

最後にミュージックビデオについて。
“ California Roll”のビデオは、ストーリーがあって、ひきこまれます。
ファレルの、温泉の浴衣をひっかけてきたような姿には
びっくりしましたが、おもしろいビデオでした。
見たあとに、ユニバーサルスタジオジャパンに行きたくなりました。
そして“So Many Pros”のビデオは、70年代のブラックムービーを
イメージしていて、レトロでかっこいいです。
カラフルな色彩も、印象に残りました。
どちらのビデオも良くできているので、ぜひ、ご覧ください。

Snoop Dogg – California Roll ft. Stevie Wonder, Pharrell Williams