80’sを愛するあなたに。チャーリー・ウィルソン”Forever Charlie”



ここ数年、ベテランアーティストの
頑張りが目立つR&B界ですが、
特に「元気だな~」と思うのが
チャーリー・ウィルソン(Charlie Wilson)です。

彼は、80年代にギャップ・バンド(The Gap Band)という
ファンクバンドで活躍し、多くのヒットを放ちました。
時が流れて、ソロで活動をするようになってからも、
コンスタントにアルバムを出しています。

チャーリーといえば、その張りのある歌声が
とても印象的です。
おもいっきり声を出すスタイルなので
聴いていると気分がスカッとして、気持ちがいいのです。
一般的に、このような歌唱スタイルは、若い時はいいのですが、
年齢を重ねると苦しくなってくるものです。
しかし、チャーリーには、それがない。
還暦越えの今も、元気な歌声を聴かせてくれているのです。
きっと、日々の努力を怠らないのでしょうね。尊敬します。

この度、彼のニューアルバム”Forever Charlie”が
発売されました。
最近の作品は、どちらかというとバラードが中心の
落ち着いた内容だったのですが、
今作は、ディスコ・リバイバルの流れにのって、
活動的で明るい曲が目立っています。
もちろん、じっくり聴かせる曲もありますよ。
音の質感が80年代っぽくて懐かしいのも、
特徴といえるでしょう。

おすすめは、往年のディスコヒット、
カール・カールトンの”She’s A Bad Mama Jama”を下敷きにした
“Sugar.Honey.Ice.Tea”ですね。もう最高です。
それから、ギャップ・バンドを思わせるようなファンク
“Infectious”も、よかったです。
これはゲストにスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)を迎えていますが、
近々発売されるスヌープ のアルバムには
今度はチャーリーが参加するとのこと。
(もう音源が公開されています。)
お互いに助け合っているのですね。

古き良き80’sソウルの香り漂う
チャーリー・ウィルソンのニューアルバム”Forever Charlie”。
ぜひ、聴いてみてください。

Charlie Wilson – Sugar.Honey.Ice.Tea (Audio)

Snoop Dogg – Peaches N Cream (Lyric Video)

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