あんこ餅
今年も無事に人間ドックを終えました。つらい胃カメラも気合いで乗り切り、はーやれやれ、と一息つきました。
私は人間ドックを受ける2ヶ月くらい前から、検査結果を少しでも良くするための準備に入ります。試験前の一夜漬けに似たような感じですが、一夜ではなく2ヶ月なのは、HbA1c測定という検査を意識しているからです。HbA1cとは、過去1〜2ヶ月の血糖コントロール状態を反映する数値で、高いと高血糖ということになり、糖尿病のリスクが高まります。私は例年この数値が少し高めなので、意識せざるをえないわけです。
血糖値を上げないためには、運動と食事が大事だとよく言われます。私はこの2ヶ月、ウォーキングと筋トレを嫌にならない程度にやりました。また腹八分目を心がけ、おやつはカカオ70%のチョコレートを控えめに食べるなどして、甘い物の摂り過ぎに気をつけました。そして、人間ドック(=HbA1c測定)が終了。私は2ヶ月頑張った自分をねぎらい、もう甘い物を食べてもいいよね、とゴーサインを出したのです。
甘いものといってもいろいろ、洋菓子にするか、和菓子にするか。これはちょっと悩みましたが、せっかくの機会だし、今まで糖質が高いからと敬遠していた、あんこを使った和菓子を食べることにしました。
さてどんな和菓子を買おうかしら、と街を歩いていると、‟赤福カフェ”なるものが目に入りました。皆さんもよくご存知ですよね、伊勢名物のあんこ餅「赤福」。そのお店が手がけるカフェのようで、ちょっと中をのぞいてみたところ、女性グループで満席になっていました。店頭で持ち帰り用の赤福も売っていたので、「久しぶりに赤福もいいかもしれない」と思った私は、それを買って帰りました。
箱を開けて、あんこ餅を小皿に取り分け口に入れてみると、強い甘みが口の中に広がりました。お餅も、上にのっているあんこも、どちらもとても甘いのです。私の頭の中は、ただただ「甘い!」という感覚でいっぱいになり、「美味しい〜」とか「幸せ〜」という気持ちが入り込む余裕はありませんでした。以前は普通に美味しく食べていたのに、しばらく甘い物から遠ざかったせいで、甘味を強く感じやすい体質になったのかもしれません。「いきなり赤福は刺激が強すぎたかな…。御座候あたりにしておけばよかった。」と、ちょっぴり後悔したのでした。
皆さんは、あんこを使った和菓子はお好きですか?
それでは音楽にまいりましょう。シャーデー(Sade)の ‟The Sweetest Taboo” をお届けします。この曲は、1985年のアルバム『Promise』に収録されています。
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