私とアース・ウィンド&ファイアーの出会い



アース・ウィンド&ファイアーの新作発売を記念して、
個人的なアースの思い出について、書いてみたいと思います。

私が小学校6年生くらいの時(70年代後半ですね)
学校から帰宅すると、よくテレビを見ていました。
アニメの再放送などが多かったですが、たまたま
情報番組で、洋楽を紹介するコーナーを目にしたのです。

それは、ライブ映像でした。たくさんの黒人が、
アフロヘアに派手な原色の衣装を身につけ、
楽器を弾きながら、歌い、踊っていました。
時々、中央の人(モーリス・ホワイトだと思われる)が
手を上にあげ、神がかったような動きをとったりしています。
私はびっくりして、思わずみとれてしまいました。

それからしばらくして、あれはアース・ウィンド&ファイアーという
グループなのだと知りました。
その頃は「宇宙のファンタジー」が大ヒットしていて、
AMラジオでも、FMラジオでも、街中でも、
ほんとうに、よくかかっていました。
独特のリズム感を持ち、曲が進んでいくにつれ、
ジワジワと盛り上がっていく、ドラマチックな「宇宙のファンタジー」。
何回もそれを耳にした私は、すっかり
「アースファンの小学生」になっていたのでした。

その後(1979年)、アースのニューアルバム「黙示録」が発売されました。
当時の私には、LPレコードは手の届く物ではなかったので、
FMのニューアルバム特集番組をカセットテープに録音し、繰り返し聴きました。
「石の刻印」とそれに続く「旋風の使者」が大好きでしたねぇ…。
今でも、この2曲を聴くと興奮します。

ちなみに、当時私は、アース・ウィンド&ファイアーという
グループ名を、「内山田洋とクールファイブ」みたいに、
アース・ウィンドという人が、ファイアーというグループを率いている、
と思い込んでいました。当然、モーリス・ホワイトのことを
アース・ウィンドさん、と信じて疑いませんでした。
これが、とんでもない思い違いだと気づいたのは、
かなり後になってからのことでした…。

さて、次回から、アース・ウィンド&ファイアー8年ぶりの新作
” NOW,THEN & FOREVER “について、書いてみようと思います。
少し長くなるかもしれませんが、よかったらおつきあいください。

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