ディアンジェロでつながるジェシー・ジョンソン
ディアンジェロ(D’Angelo)が、14年ぶりのアルバム
“BLACK MESSIAH”を出したとき、
彼は「ザ・ヴァンガード(the Vanguard)」
というバンドをしたがえていました。
ザ・ヴァンガードのメンバーを見た私は、
ギターのジェシー・ジョンソン(Jesse Johnson)
の名前に反応してしまったのです。
ジェシーは、80年代に人気のあったミネアポリスの
ファンクバンド「ザ・タイム(The Time)」のギタリストでした。
が、私には80年代半ばに「ジェシー・ジョンソンズ・レビュー
(Jesse Johnson’s Revue)」としてソロデビューしたときの
印象のほうが、強く残っているのです。
当時の第一印象は「この人、プリンスによく似てる!」
というものでした。
ちょっと長めのヘアスタイル、派手めの衣装、
歌声から曲調まで、プリンスにそっくりで、
クセのないプリンス、といった感じでした。
ギターを聴かせるというよりは、
ヴォーカルがメインのスタイルで、がんばっていました。
キャッチーなナンバーは、私は嫌いではなかったし、
日本でも人気があったように記憶しています。
そのジェシー・ジョンソンが、今はディアンジェロとともに
シーンの中央に登場し、注目され、ギターの名手として
尊敬されている…。
私は、ちょっと感動してしまいました。
何事も、長く続けるのはいいことだなあ、と思いました。
久しぶりにジェシー・ジョンソンズ・レビューの
アルバムが聴きたくなりました。
ぜひ、再発売してほしいと思います。
★Soul Train #97 ♛ JESSE JOHNSON’S REVUE I Wanna Be Your Man 1985 YouTube
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