これからの季節におすすめ!カメラ・ソウル『Connections』



先日ご紹介したサンダーキャットのアルバムが気に入って、
何度も聴くうちにジョージ・デュークが聴きたくなりました。
そして、ジョージ・デュークを聴くうちに昔のフュージョンが
聴きたくなって、スタッフやボブ・ジェームスなどを聴いている
今日この頃です。

ロバート・グラスパーが支持される現代においては、
こんな昔のフュージョンみたいな音楽をやる人は
いないだろう…と思っていましたが、
案外そうでもありませんでした。

先日、ニューアルバム『Connections』を発売した、
カメラ・ソウル(Camera Soul)というグループが
昔のフュージョンに近いことをやっていて、驚きました。

タイトル曲の“Connections”を聴いたとき、
都会的でお洒落な演奏といい、
清涼感のある女性ヴォーカルといい、
エコーの効かせ具合といい、
かつて「ナイトバーズ」で一世を風靡した
シャカタクにそっくり!と思ったのです。
懐かしいなあシャカタク、
「インビテイション」も好きだったなあ、と
思い出がよみがえり、心がなごみました。

さて、このカメラ・ソウルは、イタリアを拠点に
活動しているグループだそうです。
アシッドジャズのブラン・ニュー・ヘヴィーズやインコグニートに
似ていますが、彼らの音楽よりもだいぶわかりやすかったです。
ちょっと垢抜けないな、と感じるところもありましたが(ビデオ含めて)
それも魅力のうち、と思えるグループでした。

サウンド全体がキラキラしていて、
ヴォーカルも癖がなく爽やかなので、
これからの季節にピッタリだと思います。
ぜひ、聴いてみてください。

Camera Soul – Connections

SHAKATAK – Night Birds

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