2020年のR&Bシーンを振り返って



こんにちは。
もうすぐ2020年も終わりですね。今年はどんな年だったのか?R&Bに関連することを中心に、振り返ってみたいと思います。

まず一番大きな出来事は、新型コロナウイルスによる感染症の拡大ですね。まだまだ終息の目処は立たず、しばらくは我慢の日々が続きそうです。

R&Bを含め、音楽業界も大きな影響を受けました。クラスター発生の恐れがあるため、ライブはことごとく中止に。その代わりということで、リモートによるライブパフオーマンスを、動画配信で楽しむことが一般的になりました。

この新しい試みも、なかなか楽しいものではありますが、どうしても簡素な印象がぬぐえず、なにか物足りない気持ちになってしまうのですよね。でも、何もないよりは絶対に良いです!今は特別な時期なので仕方がないと割り切って、いつか思いっきりライブが楽しめる日までの準備期間、ととらえたほうが良さそうです。

そんなわけで、今年は様々な動画が話題になりました。なかでもDJ Cassidyによる、70〜80年代R&Bヒットメドレー(ご本人登場)は、おもしろかったです。久しぶりに拝見した往年のスターの方々は、歳月による変化は当然ありましたが、皆さんお元気そうでホッとしました。選曲はとても私好みだったし、進行役のDJ Cassidyも、温かい人柄がにじみ出ていて感じが良く、思わず笑顔になってしまう素敵な動画でした。

それから、”Black Lives Matter” が合言葉となった、黒人差別に対する抗議運動が大きな広がりをみせた年でもありました。日本でも書籍が発売されたり、関係の深い音楽を集めたコンピレーションアルバムが発売されたりして、人々の注目を集めました。

このような抗議運動は、残念ながらかなり昔から存在します。R&Bやソウルミュージックに与えた影響も、歴史的にみて大きくないとは言えないと思います。私はこの運動に対して見識が足りないため、コメントする立場にはありませんが、デモ隊が暴徒化した、などというニュースを聞くと胸が痛みます。被害を出さずに、問題が解決に向かっていくことを願っています。

来る2021年も、新型コロナウィルスを意識しながらの生活になりそうです。いろいろと我慢することもあるでしょうが、「会えなくても心は繋がっている」と歌われる励ましの曲も、たくさん出ることでしょう。好きな音楽を楽しみながら、がんばっていこうと思います。

   

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