ポール・マッカートニー、来日



ポール・マッカートニー氏が11年ぶりに来日し、
大きな話題になっていますね。
私などは、いまだに「ポール来日」と聞くと、
過去のトラブルを思い出し、「無事に入国できるのだろうか」
と、余計な心配をしてしまったりするのですが、
もちろん何の問題もなく、関西空港より入国されました。
新作アルバム”NEW”も好調なポールさんですが、
先日の大阪公演も大盛況だったようです。
「マイドオーキニ」と挨拶し、関西のファンを
喜ばせたとか。
私は、ビートルズもウイングスも好きですが、
ポールの作品で心に残っているのは
82年のアルバム”TUG OF WAR”です。
当時、アメリカ留学から帰国したイトコに、むこうで流行って
いる音楽のことをいろいろ教えてもらったのですが、
「これが良い」とすすめられたのが、このアルバムでした。
「”TUG OF WAR”って、『綱引き』っていう意味なんだよー。」
と言われたことも、よく憶えています。
さて、ポールとR&Bとのつながりといえば、
すぐに思い浮かぶのは、マイケル・ジャクソンとの
コラボレーションです。
マイケルの大ヒットアルバム”THRILLER”に収録されている
“THE GIRL IS MINE”(82年)で、ポールはマイケルと
デュエットしています。
メロディーの美しい、心あたたまる名曲ですね。
ポールらしさがあふれていて、ゲストという立場であるにも
かかわらず、アウェー感はゼロです。
それから、小気味よいアップナンバーの
“SAY SAY SAY”(83年)でも、二人は共演しています。
これは、短編映画のようなミュージックビデオが面白いです。
当たり前ですが、二人とも若いですね。
“TUG OF WAR”や”THRILLER”をよく聴いていた80年代には、
まさかマイケルがポールより先に逝ってしまうなんて
思いもしませんでした。
現在71歳のポールさん。
いつまでもお元気で、その歌声を聴かせてほしいと思います。
Say Say Say by Paul McCartney and Michael Jackson

iTunesで試聴することができます。

Amazonでも試聴することができます。

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