ベテランが復活! ベル・ビヴ・デヴォー『Three Stripes』



今年初めのアメリカR&B界の話題は、
ベテラングループ、ニュー・エディション(New Edition)の
伝記ドラマの放映でした。
三夜連続で放送され、視聴率も高かったそうです。
これ、すっごく見たかったんですよね-!
何とか日本でも見られるように、DVDにでも
してもらえると、嬉しいのですが。

ドラマの放送にあわせるようにして
ニュー・エディションのメンバー三人(リッキー・ベル、マイケル・ビヴンス、
ロニー・デヴォー)で構成されたベル・ビヴ・デヴォー(Bell Biv DeVoe)が
15年ぶりにニューアルバム『Three Stripes』を出しました。
早速、聴いてみましたよ。

アルバムの前半は、彼らが得意とする
活きのいいアップナンバーが続きます。
“Find A Way”は、どことなく「サニー」に似ている
ブギー調の曲で“、I’m Betta”はクリス・ブラウンみたいに
若々しいです。
続く“Hot Damn”は迫力満点で、シングルカットされた”Run”は、
ハーブ・アルパートの“Rise”をサンプリングした、
ミディアム系ダンスナンバーです。
ベル・ビヴ・デヴォーの歌やラップは、曲のパワーに負けないぐらい
元気があって、かっこよかったです。

そして後半は、少し落ち着いた雰囲気になって、
豪華ゲストとの共演も楽しめます。
“Finally”は、SWVと共演した、リラックス感あふれる曲。
今までの男っぽい雰囲気から一転して、
華やかなムードになります。
“One More Try”は、70年代フィリーソウル風の曲で、
ボーイズIIメンと共演しています。
そういえば、ボーイズIIメンはフィラデルフィア出身でした。
彼らは、マイケル・ビヴンスの後押しでデビューしたので、
恩返しをした、ということになりますね。

以上、ベル・ビヴ・デヴォーのニューアルバム『Three Stripes』は
昔のことを思い出しながら、楽しく聴けた作品でした。
特に、前半のアップ群は、おすすめです。
元気が出ますよ~!

Bell Biv DeVoe – Run

スポンサーリンク