あみのR&B日記 「冷房」



先日、話題の映画『国宝』を観に行ってきました。歌舞伎を題材にした映画ということで期待はしていましたが、懸念されたのは3時間近くある長い上映時間でした。途中でトイレに行きたくなるかもしれないので、退出しやすいよう出入口に近い端のほうの席を予約しました(同じ考えの人は多かったようで、その列の座席はほぼ予約で埋まっていました)。それから館内の冷房で体を冷やさないように、カーディガン、スカーフ、レギンスまでも準備し、万全の体制で映画館に向かいました。

映画館のなかに入ると、予想に反して拍子抜けするくらい冷房は控えめでした。カーディガンは必要なく、半袖シャツ一枚でちょうどよいぐらいの温度でした。冷えによるトイレ退出もせずに済み、じっくり映画を鑑賞することができました。でも、快適と感じる温度は人によって違いますよね。私の席の近くにいた人は暑いと感じたようで、ハンディーファンを取り出して使っていたのですが、すぐさま係員が飛んできて「ハンディーファンの音が他のお客様に迷惑なのでしまってください。」と注意を受けていました。その人は、扇子かうちわを持ってくればよかった、と後悔したかもしれませんね。

私は年々、自分の体が気温に対して敏感になっていると感じています。ちょっとでも暑かったり寒かったりすると「もう耐えられない!」と思ってしまうのです。なので夏場の外出となると、暑さを軽減するための様々なグッズに加えて、冷房の効きすぎによる寒さをしのぐグッズも必要になり、荷物が増えて大変です。最近ではそれらの物を準備するのが面倒になってきて、以前よりも外出する機会が減りました。

家にいる時は、エアコンの冷房温度を27℃に設定して、扇風機も回して過ごしています。一般的に目安とされる設定温度は26〜28℃だそうで、環境省は28℃を推奨しているとのことです。28℃にしたほうが節電になっていいのかもしれませんが、快適に過ごそうと思ったら28℃ではちょっと厳しいというのが私個人の感想です。夜眠る時もエアコンはずっとつけっぱなし。こんな状態で、もし猛暑の時期に停電になってエアコンが使えなくなったらどうなるのだろう、と考えると恐ろしくなります。

皆さんはエアコンを何度に設定していますか?

それでは音楽にまいりましょう。クールな冷房の話にちなんで、LLクールJ(LL Cool J)の ‟Around The Way Girl” をお届けします。この曲は、90年のアルバム『Mama Said Knock You Out』に収録されています。LLクールJのラップがかっこいいのはもちろん、The Flexによるコーラスも素敵なので、ぜひ聴いてみてください。

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