ディアンジェロのライブ盤が再発売



それほど古い時代の人ではないのに、
今や伝説になりかかっているR&Bアーティストといえば、
ディアンジェロ(D’ANGERO)です。

ソウル・ジャズ・ヒップホップの影響を受けたクールなサウンドと、
ちょっと危ない歌詞が評判になった、
デビューアルバム”Brown Sugar”が出たのが、1995年。
デビューアルバムで繰り広げられた「ディアンジェロの世界」を
さらに濃く煮詰めたような感じのセカンドアルバム”Voodoo”が
出たのが、2000年。
その後、リリースがパタッと止まってしまったのです。

彼の仕事仲間である、ザ・ルーツのクエストラブの
「ディアンジェロの新作はもうすぐだ」などというコメントを
聞いては期待するものの、待てど暮らせど出てこない。
もう、稀勢の里の横綱昇進のように、
薄い薄い期待となってしまっているのです。

ディアンジェロは、1996年に日本限定で、
ライブ盤”Live At The Jazz Cafe London”を発売しています。
私もこのアルバムを購入しました。
ロンドンのJazz Cafeという場所柄か、
お洒落なライブで、お気に入りのアルバムです。
彼が弾くローズピアノが、素敵ですね。
当時、彼と仲が良かったアンジー・ストーンが
バックヴォーカルで参加していて、雰囲気もいいです。
カバーを数曲やっていますが、その選曲がまた、センスがいい。
スモーキー・ロビンソンの”Cruisin'”をやっているあたり、
ソウルファンには、嬉しいですよね。

で、このたび、そのライブ盤が
全世界に向けて発売されることになったそうです。
既発の日本盤に未収録曲を加えてボリュームアップしたそうですが、
そんなことでお茶を濁されても困る、というのが正直なところ。
我々は、いったいいつになったら
ディアンジェロのニューアルバムを手にすることができるのでしょうか…。

D’Angelo Plugs In Behind the Scenes – Live Music – GQ Celebrities

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