ファレルがプロデュース!スヌープ・ドッグ“BUSH”①



長らくR&Bを愛聴している私ですが、
80年代から人気がではじめた
「ヒップホップ」には、なかなか馴染めませんでした。
ヒップホップは、歌の代わりにラップで表現します。
私は、メロディーの美しい曲が好きなので
節のないラップは、正直聴くのがつらかったのです。

しかし、時がたつにつれ、ラップにも慣れてきたようです。
節のないラップでも、バックトラックによっては
いいなと思えるものもあり、数は少ないですが、
ヒップホップのお気に入りも、できました。
スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)は、90年代から活躍しているので、
もうベテランのラッパーです。
彼は、R&B作品に多く客演していることもあり、
私にとって馴染みの深いヒップホップアーティストです。
ギャップバンドのチャーリー・ウィルソン(Charlie Wilson)の
甥にあたるということも、注目ポイントでした。

そのスヌープ・ドッグが、このたびニューアルバム“BUSH”を
出しました。
ファレル・ウィリアムズ(Pharrell Williams)が全面的に
プロデュースをするというので、楽しみにしていました。
聴いてみると、思ったとおり、
ファレルの特徴がよくあらわれた仕上がりになっていました。

ファレルがアルバム“GIRL”で、歌ものに
傾いていったように、スヌープの“BUSH”も
歌が目立つ内容になっています。
これはもう、ヒップホップアルバムというより、
R&Bアルバムといっていいと思います。
彼の歌は、ささやくような、リラックス感のあるタイプ。
ということは、ちょっと頼りないんじゃないの?と
思われる方もいるかもしれませんが、大丈夫です。
コーラスアレンジにぬかりはないし、
チャーリー・ウィルソンという強力なヴォーカリストが
バックでしっかり支えているので、安心です。

この続きは、また次回に。

Snoop Dogg – Peaches N Cream ft. Charlie Wilson

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