ナタリー・コールは素晴らしい「R&Bシンガー」でした



ナタリー・コール(Natalie Cole)が亡くなったと聞き、
寂しい気持ちになっています。
その訃報記事に、彼女はジャズシンガーで、
代表作は『Unforgettable』…、とあるのをみて
「ん?」と思ったのは、私だけではないでしょう。
彼女は、もともとR&Bシンガーとしてデビューし、
優れたR&B作品をいくつも出しているからです。

ナタリーの歌が、現代のR&Bアーティストに
どれだけ影響を与えたかについては、
bmrが素晴らしい特集を組んでいるのでご紹介します↓。

『サンプリング/カバーで振り返る「R&Bシンガー」ナタリー・コール』

私が一番好きなナタリーのアルバムは
89年発売の『Good To Be Back』です。
“Miss You Like Crazy”などのヒット曲を含むこの作品は
発売当時からの、私の愛聴盤です。
ナタリーの歌声は、高音に伸びがあって溌剌としていますが、
同時にあたたかみが感じられるのが魅力です。
楽曲のほうも、80年代R&Bらしい大衆性があって
わかりやすく、メロディーがきれいで飽きがきません。
アルバムタイトル曲の“Good To Be Back”は
明るく楽しい曲で、今も気分をアゲたいときに
よく聴いています。

グラミー賞に輝いた『Unforgettable』は
素晴らしいアルバムですが、
この『Good To Be Back』も、とても良いアルバムなので、
ぜひ、聴いてみてください。

Natalie Cole – Miss You Like Crazy

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