スティービー・ワンダーのトリビュートアルバム
少しずつ、暑くなってきましたね。
缶コーヒーを飲む機会も、増えそうです。
缶コーヒーといえば、キリンの「FIRE」の
CMソングを、スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)が
歌っていることは、ご存じですよね。
このCMソング、以前はバラードでしたが、
今はファンクのアレンジに変り、
すごくよくなったと思います。
ファンキー・スティービーは、やっぱりかっこいい。
先日、レンタルCD店で、心ひかれる作品を
みつけたので、借りてきました。
スティービー・ワンダーのトリビュートアルバム
“Conception – An Interpretation Of Stevie Wonder’s Songs”です。
これは、R&Bの枠にこだわらず、ロック界や
レゲエ界のアーティストも参加して
スティービーの名曲をカバーしたアルバムです。
発売された当時は、参加メンバーの顔ぶれをみて
「R&Bだけじゃないんだな」と、買うのをためらっているうちに、
買いそびれてしまった作品。
ようやく聴くことができました。
一番気に入った曲は、ジョー(Joe)の“That Girl”です。
まさに、ジョーにぴったりの選曲だと思いました。
スティービーのオリジナルよりも哀愁をおびた感じで
ジョーの良さが、よく出ていました。 。
それから、アンジー・ストーン(Angie Stone)の
“You Will Know”も、素敵でしたねえ。
あの、ほわほわした感じといいましょうか、
彼女独特の浮遊感が、たまらなく気持ちいいのです。
曲の後半に、スティービーの名曲をワンフレーズずつ
つなぐところが、聴きどころ。素晴らしいですよ。
そして、デイブ・ホリスター(Dave Hollister)が
ゴスペル風に歌う“Love’s In Need Of Love Today”も、
重厚感があってよかったです。
このアルバムは、R&Bに限らずいろいろな人が参加したため、
まとまり感には欠けると思いましたが、
みんなのスティービーへの愛を、改めて感じとることができました。
さて、そのスティービーご本人ですが、
近頃発売されたスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)の新作に
参加しておられます。
いまだ現役バリバリのスティービー、ほんとにすごいですよね。
心の底から、尊敬しています。
Snoop Dogg – California Roll (Audio) ft. Stevie Wonder
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