ついに定額配信に加入! H-TOWNを聴く



こんにちは。

ずっと考えていた定額制音楽配信サービスに、ついに加入することにしました。このサービスについては、数年前から気にはなっていました。が、私は好きな音楽はCDを買って手元に置き大切に聴きたいと思っていたので、ひたすらCDを買ってきました。しかし最近のR&Bアルバムは、購入代金に見合うだけの満足感を得られるものが昔に比べて少なくなり、「もうアルバムを一枚一枚買い求めて音楽を楽しむ時代ではないのかな」と思うようになったのです。ちょっと寂しいですが、仕方ありません。

私が加入した音楽配信サービスは『Apple Music』です。洋楽の曲数が多いというのが決め手になりました。加入してすぐのころは、「聴きたいと思ったほぼすべての音楽を何時間でも聴ける」という状態が嬉しくて、軽くパニック状態になりました。一日中聴き続けていたら、あまりに多い音楽情報に脳内の処理が追いつかないような感じになり、大変疲れてしまいました。それからは、たくさんあるからといって欲張らずに、テーマを決めて少しずつ聴いて楽しむようにしています。

音楽配信サービスは、曲を聴くまでの手順が簡単でいいですよね。音質もとても良いですし、CDでの入手が難しい曲もパッと聴けます。しかし、曲から曲への移動があまりにも簡単にできるため、一曲一曲を深く味わうことを難しくするシステムだと感じました。

ある日私は、90年代初期のR&Bのプレイリストを作ろうと、いろいろな曲を集めていました。当時は様々なヴォーカルグループが活躍していたので、その中のひとつ、H-TOWNを検索しました。H-TOWNは、ヒューストン出身の男性3人組で、リードヴォーカルのディノの歌がうまいことで有名です。ガイのアーロン・ホールばりの声量で、若いのにベテラン並みに豊かに歌いまわすのです。

彼らの1993年のデビューアルバム『Fever for da Flavor』は、 ニュージヤックスイングの豪快なアップと、スイートなバラードが楽しめる名作で、Apple Musicでもみつけることができました。ところが、演奏者の名前が、なぜか「ザップ&ロシャー」になっていたのです。確かに 、アルバム収録の名曲”Knockin’ da Boots”はザップの”Be Alright”をサンプリングしていますが、彼らはザップではありません。なにか契約上の問題で、H-TOWNを名乗ることができないのでしょうか。アルバム 『Fever for da Flavor』がとても素晴らしい作品なだけに、残念なことだと思いました。皆さんもよかったら、H-TOWN(ザップではない)の『Fever for da Flavor』を聴いてみてくださいね。 

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