あみのR&B日記 「万博」



大阪・関西万博の開幕まで、あと9ヶ月に迫ってきました。私は博覧会のたぐいが好きで、これまで国内で開催されたものには可能な限り出かけてきました。前回の愛知万博も存分に楽しみ、よい思い出になっています。今回は我が地元・大阪での万博開催ということで期待は大きかったのですが、少し気になるところも出てきました。

まず「見物には予想以上にお金がかかりそう」という点です。地元なので宿泊費はかからず交通費もそれほどかかりません。しかしチケット代が思ったよりも高く、何回も出かけよう!という意気込みはしぼんでしまいました。また会場に飲食物は持ち込み不可なので、場内での飲食費がかかります。行楽地の常で、この費用も割高になることでしょう。物価高の世の中なので仕方がないとは思いますが、某テーマパークのようにドリンク一杯が特別な入れ物に入って850円、とかにはならないことを願っています。

それから「展示がショボくなってしまうのでばないか」という点も気になります。建築資材価格の高騰により展示施設のスケールダウンを余儀なくされる国があったり、なんと万博参加そのものをあきらめる国も出てきたということです。事情があるとはいえ、規模の縮小は寂しいものです。愛知万博ではマンモスという目玉になる展示がありましたが、今回の万博ではそのような皆の関心を引きそうな展示物があるのでしょうか?人々を感動させ、長く記憶に残るようなものは果たしてあるのか?ぜひあってほしい、と願うばかりです。

そして「ミャクミャクが怖い」という点も、私にとっては大きな問題です。ミャクミャクとは大阪・関西万博の公式キャラクターです。色は赤と青で目がたくさんついているのが特徴です。私は目が2個以外の生き物に強い違和感というか恐怖を感じるタイプなので、初めてミャクミャクを見たときは「勘弁してくれー」と思いました。しかし、これから日を追うごとに街中にミャクミャクの姿が増えていくのは確実です。なんとか慣れなければ、と思った私はある発見をしました。それは、ミャクミャクの上部ふたつの目だけを目とみなせばよい、ということです。そうするとミャクミャクが右斜め上(ミャクミャクからみて左斜め上)を見上げているように見え、恐怖感がやわらぐのです。下についている目玉は首飾りとでも思えばOK。この見方をすることによってミャクミャクに親しみがわき、万博が楽しめそうな気がしてくるのでした。

2025年4月13日から10月13日まで開催される大阪・関西万博。皆さんはお出かけになりますか?

ということで音楽にまいりましょう。ミャクミャクの目にちなんで、ローリン・ヒル(Lauryn Hill)の ”Can’t Take My Eyes Off of You” を選んでみました。この曲は1998年の大ヒットアルバム『The Miseducation of Lauryn Hill』に収録されています。私達ディスコ世代にはボーイズ・タウン・ギャングの 「君の瞳に恋してる」 としてお馴染みの曲ですが、ローリン版はレゲエを思わせるゆったり感があって、これもまた良いなと思います。

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