あみのR&B日記 「モネ展」
先日、大阪中之島美術館で開催中の「モネ 連作の情景」展に行ってきました。人気画家モネの展覧会ということで、混雑を避けるべく、会期の初めのほうの平日のお昼ご飯どきを狙って行きました。この対策がよかったのか、館内に入ってチケット販売機の前までスイスイ進むことができました。
チケットを買おうと画面をタッチした私は、出てきた数字を見て驚きました。2500円。思わず二度見した後、枚数を間違えたかな?とあわてて確認しましたが、やっぱり1枚2500円なのでした。私がこれまでに出かけた展覧会は、だいたい1800円くらいのものが多かったので、えらい値上がりしたなと思いました。まあでも物価高の世の中ではあるし、このようなチケット代が値上がりするのも仕方のないことだろう、と自分に言い聞かせました。
展示会場に入っても人出はそれほど多くなく、ゆったり作品を鑑賞することができました。ほとんどが風景画で、やさしい色合いで描かれていました。絵を観ていると実際の景色が思い浮かび、ちょっとした旅行気分になれたのも楽しかったです。
ふと周りの来場者を見ると、これまでの展覧会に比べて若い女性が多いことに気がつきました。モネの作品はテーマがわかりやすいし、雰囲気が柔らかくて綺麗だから、若い女性に人気があるのかもしれないな、と思いました。
展示の最後のほうは、写真撮影OKの作品がまとめて飾られた撮影スポットになっていました。私も睡蓮の絵などをスマホで撮影し、モネの世界を堪能して出口に向かいました。
するとそこに驚くべき光景が広がっていました。出口前のグッズ売り場が人・人・人であふれかえっていたのです。展示室はあんなに余裕があったのになんでやねん、とびっくりしました。売り場には定番の図録や絵葉書以外にも、お菓子やアパレル製品など様々な商品が並んでいました。なぜかスヌーピーとコラボしたとかで、スヌーピー柄のパーカーも売られていました。来場者の皆さんは、モネのものをなんか買って帰ろうと熱心に品定めをしているようでした。
私も絵葉書が欲しかったので人込みをかきわけて見にいきましたが、そこは特に混雑がひどく、四方八方から手が伸びてきて、まるで ”サザエさん・イン・バーゲン会場” のようでした。私はなんとか絵葉書を数枚選び出し、くねくね曲がった長蛇のレジ列に並んだ末に、ようやく買うことができたのでした。終わってみると、最後のお土産売り場の混雑が一番強く印象に残ったモネ展でした。
皆さんは最近、どこかへ気晴らしのお出かけをされましたか?
ということで音楽にまいりましょう。今回お届けするのは、ヴィクトリア・モネ(Victoria Monet)の ”New Love” です。2018年のアルバム『Life After Love, Pt.2』に収録されています。この曲は90年代前半のR&Bのような雰囲気があり、ヴィクトリアの歌もなんとなくジャネット・ジャクソン風で楽しいです。ぜひ聴いてみてください。
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