あのジュニアも参加 ブリティッシュ・コレクティヴ『Vol 1: The Renaissance Begins… 』



イギリスの話題のユニット、
ブリティッシュ・コレクティヴ(The British Collective)の
デビューアルバム『Vol 1: The Renaissance Begins… 』が
発売されました。

ブリティッシュ・コレクティヴってどんなユニット?とメンバーを見てみると
オマーに、ドニーに、ジュニアに…
え?ジュニア?
あの『ママ・ユーストゥ・セイ』の?
なんか一人だけ、時代が違うんじゃ?と思い確認すると、
やっぱりあのジュニアでした。

懐かしいです、ジュニア。
私が高校生のころ、久保田利伸がFMの番組で
「僕の大好きな曲、聴いてください。
ジュニアで、『ママ・ユーストゥ・セイ』」と紹介していましたねぇ。
私もこの曲が大好きだったので、
「久保田利伸は仲間だ!」と嬉しくなったものです。

ジュニアに関しては、『ママ・ユーストゥ・セイ』以降、
私はあまり気にしていなかったのですが、母国イギリスの後輩アーティストたちは
彼に影響を受けたようですね。
『ママ・ユーストゥ・セイ』のヒットから35年近く経って、
ジュニアと後輩たちが、ユニットを組んでアルバムを出す。
なんか、いい話じゃありませんか。

というわけで、そのデビューアルバムを聴いてみました。
雰囲気的には、オマーみたいなネオソウルっぽさも感じますが
基本となる曲がいいんですよね、これ。
シングルの〝Romantic”は洒落たアーバンR&Bで素敵だし、
トレヴァー・ウォルターズの“Love Me Tonight”のカバーに至っては
「よくぞこの曲を選んでくれた!」と感謝したくなるほど。
全体的に、英国産らしいセンスの良さを感じました。

メンバーが交代でリードをとるスタイルも
和やかで良かったです。
ジュニアがヴォーカルで存在感を出していたのが、
なんとも心強かったですね。

ブリティッシュ・コレクティヴのアルバム『Vol 1: The Renaissance Begins… 』は
R&Bが好きでずっと聴いてきた人なら、
胸にグッとくるものがあると思います。
ぜひ、聴いてみてください。

The British Collective – Romantic

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