【2020】第62回グラミー賞あれこれ



こんにちは。

先日行われた、第62回グラミー賞授賞式。今回は歴史に残る音楽イベントになりました。ビリー・アイリッシュ(BillieEilish)が”Bad Guy”で最優秀レコード賞と楽曲賞、『When We All Fall Asleep, Where Do We Go?』で最優秀アルバム賞、そして最優秀新人賞の主要4部門を独占したのです!これは、1981年のクリストファー・クロス以来39年ぶりとのことなので、まさに快挙といえるでしょう。

ビリー・アイリッシュは2001年生まれの女性シンガーソングライターです。自宅で兄とともに作った音楽をネットで発表したことで、注目を集めるようになりました。ビリーの、優しく語りかけるようなナチュラルなヴォーカルと、シャープなエレクトロサウンドがうまくかみあって、独特な世界が作り上げられています。最優秀レコード賞を獲得した楽曲 ”Bad Guy” は、ダークでクールな雰囲気ながら、キャッチーなところもあって、魅力的な曲だと思いました。また、アルバム収録曲の”When the Party’s Over”も、心に響くスローナンバーで、良い曲だなと思いました。

最優秀レコード賞にノミネートされながら受賞は逃した曲のなかで、私がとても気に入っているのが、カリード(Khalid)の”Talk”です。カリードは1998年生まれの男性シンガーソングライター。ビリー・アイリッシュと同じように、ネットに曲を投稿したことが、本格的な音楽活動へと繋がりました。 ”Talk” は、セカンドアルバム『Free Spirit』に収録されています。ディスクロージャーの制作で、ゆったりしていて、シンプルで美しい曲です。カリードはその歌声も素敵なんですよね。素朴であたたかみがあって、とても今年22歳になる若者とは思えない包容力があります。これからの活動も楽しみなアーティストです。

それから、昨年大ブレイクして、グラミー賞最多ノミネートされていたリゾ(Lizzo)。彼女は”Truth Hurts”で最優秀ポップ・パフォーマンス(ソロ)、アルバム『Cuz I Love You』で最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞、”Jerome”で最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンスを受賞しました。授賞式での圧巻のパフォーマンスも話題になりましたね。

若手アーティストに注目が集まった、 第62回グラミー賞授賞式 でした。彼らの今後の活躍に期待しています。

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