あみのR&B日記 「春」
春がやってきました。4月は私の誕生日があります。その日はいつもと変わらず普通に過ごしますが、やはり誕生日は特別な日という思いがあるので、ちょっとワクワクします。またこの季節は寒さがやわらぎ、趣味の散歩に出かけやすくなるのも嬉しいです。冬の間は色合いの寂しかった公園にピンクや白の花が咲いて、それを眺めていると気分が華やいできます。
春って本当に素敵！と言いたいところですが、実は一概にそうとも言えないのです。というのは、春は体調を崩しやすい季節でもあるからです。
まず春先にスギ花粉の飛散があります。私は花粉症なのでこの時期は大変です。これでも子どもの頃に比べれば抵抗力がついていくらかましにはなりましたが、今も花粉が多い時にマスクやサングラスをつけ忘れて外出すると、目のかゆみやくしゃみでしんどくなるのです。
それから春になると、なんとなく一日中眠いような、頭がボーっとして体もだるい、スッキリしない状態に陥りやすくなります。この間もごみの収集日に朝寝坊をしてしまい、収集車がやってくる音で目が覚めました（この地域の収集時間は朝早いのです）。慌てて飛び起きてごみ袋を掴み、去り行く収集車に向かってダッシュする、ということを久しぶりにやってしまいました。春に眠気を感じる人は多いようで、「春眠」とか「朝寝」という言葉が春の季語になったりしていますね。
どうして春に眠くなるのか調べてみました。春は日照時間が長くなります。すると体内時計にズレが生じ、時差ぼけのような状態になって眠気を感じるのだそうです。また厳しい寒暖差も影響しているそうです。体が寒暖差になかなか追いつかず、自律神経のバランスが崩れて眠くなるということです。そして春は年度替わりの時期であることも関係しているとか。入学や就職、異動や引っ越しなど生活環境の変化はストレスになります。それが元で夜によく眠れないと昼間に眠くなるというわけです。
春の眠気の対策としては、夜はぐっすり寝て朝はスッキリ起きることを目指すしかないようです。そのためには、ストレスを解消して、夜更かしをせず、寝る直前までスマホを見るのはやめて、朝起きたらカーテンを開けて朝陽を浴びる。そういう生活を心がけるといいのかもしれませんね。
皆さんは、春の夜はぐっすり眠れていますか？
ということで音楽にまいりましょう。アフター７（After ７）の ”One Night” をお届けします。この曲は1989年のアルバム『After ７』に収録されています。タイトルにNightという言葉が入っていますが、明るく軽やかで春にぴったりなR&Bです。ぜひ聴いてみてください。
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