あみのR&B日記 「洗濯機」



今年の始めに、洗濯機を買い換えました。
それまでに使っていた洗濯機は、長年の使用によって脱水機能がかなり低下していました。大物を洗うときなどは、私が体重をかけて支えて安定させることで、どうにか脱水を完了できる、というありさまでした。ある時、洗濯中に「キ〜キョ〜エエエ〜」とものすごい異音を発したことから、潮時だと判断し、買い換えることにしたのです。

新しい洗濯機は、初めて使うドラム式。乾燥まで一気にできるのでラクチンです。きれいに洗えて仕上がりもふんわりするので、とても気に入り、毎日快適に洗濯していました。

ある日、洗濯機内にたまったホコリを掃除しているとき、ドラムの縁周りにビニールの切れはしのようなものがくっついていることに気がつきました。これはきっと新しく使い初める時に外すべきものなのだろうと思い、ひっぱってみましたが、しっかりドラムに挟みこまれていて取れません。もしかして、これ取ったらアカンやつ?と思い直し、その状態のまましばらく使い続けました。

しかし考えてみると、これまでに買った洗濯機で内側にビニールがついていたものなど、ひとつもありません。ましてや乾燥機能で高温になるのに、ビニールがピラピラしていて大丈夫なんだろうかと不安になり、お客様相談窓口に電話してみました(取り扱い説明書には何も記載がありませんでした)。

オペレーターの人に現状を説明してもイマイチ理解してもらえず、とりあえず担当の人に来てもらって実際に見てもらうことになりました。そして我が家にやってきた家電メーカーの人は、問題の洗濯機を見てこうおっしゃったのです。「私も長いことこの仕事をやっていますが、これは初めて見ました。」と。

どうも何かの誤りでビニールを挟んだまま製造された洗濯機が、その後の検査もすり抜けて出荷されたようなのです。このまま使っても特に問題はないだろうと言われましたが、不良品なので新しい洗濯機と交換してもらうことにしました。今回の一件で、物を使っていて何かおかしいと感じたら、放置せずにすぐに対処したほうがよい、と思いました。

ということで、電化製品にちなんだ曲をお届けします。アース・ウインド&ファイアー(Earth Wind & Fire)の1983年のアルバム『Electric Universe』より、 ”Magnetic” です。このアルバムでは、シンセを多用しホーンセクションをカットするという、大幅なモデルチェンジが行われました。本来のアースらしさが薄れてしまったため、賛否両論があるようです。私も今では80年代より70年代のアース作品をよく聴きますが、”Magnetic” がリリースされた当時は、「カッコイイ新曲だな~」と思いながら聴いていました。

この記事に関する皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。ツイッター(@amiamaama)のほうでお受けしますので、どんなことでもお気軽にお寄せください。

スポンサーリンク