80年代の歌姫『ペブルス・グレイテストヒッツ』



A子「あら、今日はご機嫌ね。」
あみ「実はね、なんばパークスに新しくできたタワーレコードに初めて行ってきたの!」
A子「ああ、無印良品の上にあったタワレコがパークスに移転したんだっけ。」
あみ「そうなのよ。無印の上にあったタワレコ難波店は私もよく利用してたんだけど、あそこ、売り場がだんだん小さくなってねぇ。閉店間際のR&Bコーナーなんか極限状態まで縮小されちゃって、もうショックで気が遠くなりそうだったわ。」
A子「そうだったの…。で、新しいパークス店はどうだった?」
あみ「R&Bコーナーは旧難波店よりも大きくなっていたから、とりあえずホッとしたわよー。今時の作品から懐かしい作品まで有名なアルバムは揃ってるし、人気アーティストのものは充実してるし。限られたスペースのなかで、よく考えて作られた売り場だなあって感心したわ。」
A子「それはよかったわね。」

あみ「そこでこんなの見つけたから買っちゃった!『ペブルス・グレイテストヒッツ(Pebbles : Gratest Hits) 』」
A子「ペブルスかあ、懐かしいわね。」
あみ「 ”Girlfriend” が大ヒットしたのが1987年だから、ずいぶん昔の話よね。ペブルスは抜群の歌唱力でグイグイ歌い上げるタイプじゃなくて、ちょっと小粒な印象があったけど、品のあるソプラノヴォイスがキュートだったわ。なんでもデビュー前はドナ・サマーのバックで歌ってたらしいわよ。バックコーラスに使いたくなるようなクセのない声だから納得ね。それに彼女、美人だったわよね。」
A子「そうね、スタイルもよかったし。」
あみ「当時のミュージック・ビデオを見ると、ヘアメイクやファッションがバブリーなのよ、もうギラギラしちゃって(笑)。ボディーラインがハッキリ出る服は日本でも流行ったわよね。」
A子「ああ、ボディコンね。ペブルスぐらい綺麗な人が着たら素敵なんだろうけど、そんなこと考えずに着てたわね(笑)」
あみ「若気の至りってやつよ(笑)。さて、ペブルスに話を戻すと、彼女はL.A.リードと結婚したあたりから、プロデュースなど裏方の活動に力を発揮するようになったのよね。TLCを発掘して世界的なグループに育てたことは、彼女が成し遂げた大きな仕事だったと思うわ。」

あみ「私が買った『ペブルス・グレイテストヒッツ』は、ヒットした ”Girlfriend” や ”Giving You the Benefit” などのアップナンバーを中心に、ミッドやスロウ系の曲もバランスよく収録された、とても聴きやすいベスト盤よ。マイケル・ジャクソンの ”I Can’t Help It” のカバーも入ってるしね。私は、チャーリーおじさんことギャップ・バンドのチャーリー・ウィルソンがプロデュースした曲がお気に入り。」
A子「あみはチャーリー推しだもんね(笑)」
あみ「チャーリーおじさんが手がけた ”Merecedes Boy” や ”Do Me Right” は、ポップでありながらR&Bらしい濃密さが感じられるから、いいなあと思うのかもしれないわね。どちらの曲も、バックでチャーリーおじさんが声出ししているのが嬉しいわ(笑)」

あみ「そんなわけで、ペブルスの曲を愉しんでいる今日この頃よ。」
A子「私も久しぶりにペブルス聴きたくなっちゃった!」

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