2023年のお気に入りR&B/ソウル



司会者「2023年も残り少なくなってまいりました。今日はR&B/ソウルファンのあみさんに、一年を振り返っていろいろとお話ししていただきましょう。」
あみ「あみでーす。よろしくお願いしまーす。」

司会者「あみさんにとって2023年はどんな年でしたか?」
あみ「嬉しいことも悲しいこともあった一年でしたね…。」
司会者「嬉しいことといえば、やっぱりアレですか?」
あみ「アレに決まってるじゃないですか(笑)!流行語大賞にもなったアレ=阪神優勝ですよ!阪神のチームもファンも最後まで優勝という言葉を使わずに、落ち着いて行動したのがいい結果につながったのかもしれませんね。どんなときも冷静さを失わないことは大事です。」
司会者「そうですね。では悲しいことというと…?」
あみ「はい、私が若い頃に親しんだミュージシャンの方々が相次いで旅立たれたことです…。平均寿命よりも早くに逝かれた方が多くて、それもつらかったですね。でも彼らの音楽があったおかげで、私の青春は豊かなものになりました。とても感謝しているんです。」
司会者「私も大橋純子さんの訃報に接したとき、以前あみさんがカラオケで『たそがれマイ・ラブ』を熱唱していたのを思い出しましたよ…。心より亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。」

司会者「ではR&B /ソウルリスナーのあみさんとしては、この一年はどんな感じでしたか?」
あみ「今年はCDをあまり買いませんでした。自分が聴きたい音楽CDはもう手元に揃っている、っていう満足感があって。新曲をチェックしたいときはサブスクを利用していましたね。」
司会者「ちゃんと新曲もチェックしてるんですね(笑)。」
あみ「はい、一応(笑)。どうしても聴くものは70年代から90年代のR&B /ソウルが多くなるんですよ、好きだから。でも今年出会った新曲や新譜のなかにも気に入ったものはあったので、今日はそれをご紹介しようと思います。」
司会者「よろしくお願いします。」

あみ「まずはシングルから。今年の前半によく聴いたのは、オマリオン(Omarion)の ”Girls” です。この曲は彼のアルバム『Full Circle:Sonic Book One』に収録されています。シンプルなダンスナンバーですが、中高年のディスコ好きの琴線に触れる絶妙なテンポにハマりました(笑)。最高にグルーヴィーで気持ちよく踊れますよ!」

あみ「今年の後半によく聴いたシングルは、メアリー・J・ブライジ(Mary J Blige)の ”Still Believe ㏌ Love” です。エムトゥーメイ(Mtume)の ”C.O.Ⅾ.” のサンプリングが80’s好きにはたまりません!浮遊感があって気持ちのいいミディアムトラックにメアリーのソウルフルな歌がからんで、すごくいい感じに仕上がってるんですよ。ゲストのVadoのラップも、メアリーの初期作品を思わせる懐かしさがありますしね。『クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル=メアリー・J・ブライジ』が復活したようで嬉しくなる一曲です。」

あみ「続いてアルバムです。今年の前半によく聴いたのは、ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)の『I Go To The Rock:The Gospel Music Of Whitney Houston』です。ホイットニーといえば80年代のポップスターという印象が強いですが、このアルバムを聴けば、彼女が真摯にゴスペルに取り組み、彼女なりに表現しようとしていたことがよくわかります。ホイットニーの才能を再確認できる素晴らしい歌ものアルバムです。」

あみ「そして今年の後半によく聴いたアルバムは、BJ・ザ・シカゴ・キッド(BJ The Chicago Kid)の『Gravy』です。現在のR&B界で活躍するBJ・ザ・シカゴ・キッドが、ソウルの伝統への敬意をストレートに表現した好作品です。キャッチーなアップナンバーはブルーノ・マーズやシルク・ソニック風で楽しいですし、スロウナンバーはソウル度が高めで味わい深くじっくり聴けます。偉大なソウルシンガー、フィリップ・ベイリーの参加曲もあったりして、大人リスナーの方にも喜んでいただけるアルバムだと思いますよ。」

司会者「今年も良い曲がいろいろあったんですね。ということであみさん、一年間お疲れ様でした。」
あみ「司会者さんもお疲れ様でした。もうすぐ2023年が終わりますが、2024年も素晴らしいことがたくさんあるといいですね。」
あみ・司会者「それでは皆さま、どうぞ良いお年を!」

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