我が道をゆくインディア・アリー 新作『Worthy』
アコースティック・ギターの澄んだ音色と
飾らない歌声で、聴衆の心をとらえる
アーティスト、インディア・アリー（India Arie）。
彼女のニューアルバム『Worthy』が
先日発売されました。
インディア・アリーがアルバム『Acoustic Soul』でデビューしたのが、2001年です。
その頃、Ｒ＆Ｂ界では「オーガニック・ソウル」という言葉がよく使われるようになっていて、インディアの音楽がそれに当てはまっていました。
一般的なR&Bに比べるとナチュラルで、
「心と体に良さそう、まさにオーガニック！」と思ったものです。
そして、セカンドアルバム『Voyage to India』が、これまた素晴らしかったんですよね。
インディアの音楽世界がより濃密になっていて、
芸術性の高さも感じさせる作品でした。
今のところ、私が一番気に入っているインディアのアルバムです。
さて、ニューアルバムの 『Worthy』ですが、
こちらもいつも通りの「オーガニック・ソウル」 で、
インディアの個性が十分に発揮された内容でした。
根本はアコーステイックだと思うんですが、全編まったり、という
わけではなく、結構ハードな曲もあったりして、
バランスは良いと思いました。
彼女のヴォーカルも以前と変わらず味わい深く、良かったです。
おすすめの曲は、シングルカットされた“That Magic“”。
メロディーがほどよくポップで、聴きやすい曲でした。
インディア・アリー のニューアルバム『Worthy』。
ぜひ、聴いてみてください。