惚れました!注目のR&Bシンガー、J.ブラウン



こんにちは。
今回は、私のお気に入りの男性R&Bシンガー、 J.ブラウン(J.Brown)をご紹介します。

J.ブラウンは、デトロイト出身のシンガーソングライターです。若い頃は父親のクワイアに参加したり、地元の青少年向け芸術団体で歌ったりしていたそうです。2010年に、本名のJohn Brownで”Imma Love You Right”という曲でデビューを果たしました。その年にもう一曲シングルを出しましたが、いずれも大きなヒットには繋がらず、その後しばらくリリースが途絶えます。

2018年、芸名を J.ブラウン に変えて出したシングル ”Sunrise Sunset”が、ビルボードのアダルトR&Bチャートで 10位を記録するヒットになりました。”Sunrise Sunset”は、どこか90年代のR&B風で、懐かしさを感じさせるミッドナンバーです。ベイビーフェイスの作品を思わせる美しいメロディーを、 J.ブラウンが透明感のある甘い声で歌い上げています。

2019年には、デバージの”I Like It”をサンプリングした”Give It 2 U”、現行R&BをJ.ブラウン流に解釈した”50 On It”、熱唱系バラードの”Let Me Love You”とシングルを次々と発表。 アダルトR&Bのカテゴリーで、人気シンガーとなっていきました。

2020年になり、待望のEP『Forever Yours』が発売されます。これは、それまでのシングルに新曲を加えた全6曲のミニアルバムです。デビューして10年目にして、ようやく作品集が発売されたのでした(デジタルリリースのみです)。このEPは、 J.ブラウンの魅力を引き出すのに最適な、スイート&メロウな楽曲でまとめられています。タイトルナンバーの”Forever Yours”は、美しいメロディーと、甘く優しい歌声にうっとりする名曲ですし、シングルカットされた”Moon”も、せつないメロウナンバーで心が揺さぶられます。

そして先日、早くも新曲”Hopelessly ㏌ Love”がリリースされました。アコースティックギターをバックに歌われるミディアムで、こちらも素晴らしい曲です。デビュー曲と比べてみると、彼の歌の上達ぶりがよくわかります。地声からファルセットへの移行もスムーズで、丁寧な歌いまわしがとても素敵です。

スイートソウルの伝統を今に受け継ぐ期待のアーティスト、J.ブラウンをご紹介しました。
彼のようなシンガーが活躍している限り、R&B界もまだまだ大丈夫だと心強くなりました。この次はぜひ、フルアルバムをフィジカルで出してほしいと思います。

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